原子炉過酷事故シミュレーション
活動場所:日本原子力発電・敦賀総合研修センター
活動期間:2013年7月22(月)~26日(金)
沸騰水型軽水炉の過渡事象・設計基準事故・過酷事故について、プラントシミュレータを用いて実習することにより、原子力発電所の安全にかかわる主要な設備に習熟し、事故時対応を体験させることを目的とした授業です。そのため、座学によりまず沸騰水型軽水炉の主要構造・安全設備について習得します。次いで、福島原子力発電所の事故進展挙動の分析結果を理解します。さらに、過酷事故解析コードによる代表的な事故シーケンスに対する解析結果の概要について学習します。
以上の講義を受けた後、沸騰水型軽水炉の過渡事象・設計基準事故・過酷事故のシミュレーションを1人1台のパソコンを用いて実習しました。過酷事故解析コードとしては、世界的によく普及しているMAAPコードを用いました。実習は平成25年7月22~26の5日間で、日本原子力発電、敦賀総合研修センターで行いました。今回のシミュレーション実習は、学生達に大変好評でした。