第11回 道場講話
活動場所:東京工業大学原子炉工学研究所1F
活動日:2014年度6月27日(金)
これまで東京電力の原子力部門で活躍され、福島第一・第二原子力発電所での現場経験をお持ちの田中治邦氏をお迎えし、第11回 道場講話を開催しました。
初めに、現在所属されている日本原燃株式会社の事業内容の説明(ウラン濃縮・低レベル放射性廃棄物埋説・高レベル放射性廃棄物一時貯蔵・再処理の4事業の展開)をしていただき、その後「核燃料サイクル戦略と若人への期待」というテーマで、お話していただきました。福島第一・第二原子力発電所の体験談は大変興味深い内容で、学生達は真剣な面持ちで聞き入っていました。メモを取り、気になる点について質問する姿からは、「核燃料サイクル戦略」に対する関心の高さが伺えました。また、原子力産業の現状と将来についてのお話は、視野を広げ自らの将来を考える良い機会となりました。