米国研修に行きました
場所:米国(ニューヨーク、ワシントンDC、テキサス州、ネバダ州、カリフォルニア州)
期間:2018.2.11-23
学生交流:
Texas A&M Universityでは、互いの代表学生が事前に連絡を取りあい、グループとテーマを決め、ディスカッションを行いました。
University of California, Berkeleyでは、杉本特任教授による東電福島第一原子力発電所に関する「廃炉の現状と将来計画」の講演後、グループ毎に講演の内容を中心にディスカッションを行いました。
いずれも最初は緊張していましたが、議論を交わしあい発表が終わる頃には、すっかり打ち解け、新たな繋がりが芽生えました。
実習:
Disaster Cityでは、地震発生による工業団地内の仮想の放射線源事故を想定した中で放射線物質の回収をするという実習を行いました。仲間との「報、連、相」を軸に推測や分析等、様々な能力が問われます。大規模施設での貴重な経験は忘れがたいものとなりました。
訪問:
在米日本大使館では、日米の関係を構築・維持していく事の難しさやコミュニケーションの大切さ、また昨今の米国のエネルギー事情や今後の動向等のお話を伺いました。また、相川特命全権公使とも面会でき、元外交政策局 軍縮不拡散・科学部長の経験から、その重要性や難しさ、そして学生への激励のお言葉をいただきました。
“世界の貧困を撲滅し、繁栄の共有を促進する”という目標をもとに、普通の銀行とは違うシステムである世界銀行では、その仕組みや、グローバルに働く為の姿勢も垣間見ることが出来ました。
見学:
9.11メモリアルミュージアムでは、改めてその恐ろしさ悲惨さを感じ言葉を失いました。
国連本部では国際平和や安全の維持等の様々な目標を掲げ、日々各国間で会合を重ねている会議室やその歴史、使命等、実際見て聞いて改めて国連の重要さと難しさを再認識しました。
NATIONAL ATOMIC TESTING MUSEUMでは、原子力爆弾に対する考え方が、日本とは大きく異なっている事が展示内容などでもよくわかりました。立場が違うとはいえ、考えさせられるものがありました。
米国での経験は「百聞は一見にしかず」身をもって感じることが出来た貴重なものとなりました。