令和5年6月博士課程修了予定者論文発表会 原子核工学コース
対面開催(必要に応じてオンライン中継)
※ お願い :学外の方 (卒業生や現在東工大関係者でない方) へ
聴講ご希望の場合は、まず指導教員にメールでその旨ご連絡下さい。
各指導教員のアドレスは末尾にあります。
令和5年3月30日(木) ゼロカーボンエネルギー研究所 北1号館1階会議室 | |||
開始時刻/ 終了時刻 |
発表者氏名 | 指導教員 | 論 文 題 目 |
16:00 |
池田 遼 |
木倉 宏成 | 磁気機能性流体を用いたハプティックセンサによる原子力関連施設内部の遠隔センシング技術の開発
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東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置が進められている現在,早期デブリ取り出しに向けて,カメラや線量計等とロボットとを組み合わせたロボットセンシング技術の開発が急務とされている.一方,将来の原子力関連施設における各種設備点検や災害対応,廃止措置における計測機の運搬や構内除染を遂行するためには,人間の代替となる作業ロボットの活躍が期待されており,その実現において重要となるのがロボットに搭載するための繊細かつ高速な触覚センシングの技術開発である.本研究では,原子力分野における高精度な触覚センシング技術の開発を目的として,高精度かつフレキシブルなセンサ材料として近年注目されている,磁気混合流体(Magnetic Compound Fluid : MCF)ゴムに着目し,それを用いた放射線環境下におけるテレメトリシステムの開発を行った. |
・木倉 宏成 准教授 :kikura.h.aa(*)m.titech.ac.jp