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原子核工学コースについて

 原子力は現在そして将来のエネルギー源として必須です。本コースは将来のエネルギー技術を担う人材の育成を目指しております。原子力は総合的な研究分野であり、理学・工学の幅広い科学・技術をもとに発展してきました。理学・工学の様々な分野の皆様でも学ぶことができます。原子核工学コースで扱う分野も幅広く、研究分野も多様です。専門分野にこだわらず、ご自分の興味ある分野を是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

  東京工業大学の学部には原子核関係の学科がないことからも分るように、本原子核工学コースは例年いろいろな学科の卒業生が受験しており、また、カリキュラムもいろいろな学科の卒業生が入学することを前提に組み立てられています。

  原子核工学は学際的な研究領域です。研究の進展のためには、物理、応用物理、無機・有機化学、金属、材料、化学工学、機械、電気・電子、情報など様々な分野の学生・研究者が、それぞれの視点から参加してくれることが非常に重要です。そのため本コースの入学者選考は、以下のような特長があります。

  • 学部時代の専門によらず、あらゆる学部・学科の卒業生を歓迎しています。
  • 様々な分野の学生諸君が、それぞれの出身学部・学科に最も関連の深い専門科目で受験できるシステムを取り入れています。
  • 大学院大学の制度を活かした受験システムにより、入学の門戸は全国の大学に広く解放されています。

修士入学許可者の7割以上が他大学出身者によって占められているのも、本コースの特長です。ご自分の興味ある分野で自由に大いに活躍されることを願っております。

原子核工学コースのご紹介:動画