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センター案内
 ■センター設置目的
 原子力はエネルギー生産において二酸化炭素を排出しないため、世界の持続的発展に貢献することが可能である。革新的原子力研究センターは21 世紀 COE プログラム「世界の持続的発展を支える革新的原子力」の拠点活動成果を活かし、継続的に維持さらに発展させるために設立する。
本COEでは研究拠点活動成果をもとに技術・政策・社会を包括した総合戦略的な原子力開発のロードマップの出版を計画している。センターにおいてはこのロードマップに沿って、国際研究教育拠点として、総合的な研究開発、原子力の社会貢献の促進を進め、これをもって、世界の持続的発展に貢献する。
本センターの設立理由は下記の通りである。
  1. 本COEは革新的原子力研究分野で世界のトップレベルの活動を進めている。また、これまでのCOE活動により、米国・アジア諸国等との国際連携、原子力と社会との関わりを考察する社会科学的な新たな研究分野も醸成されている。センターの設立により現在の研究拠点活動が継承され、さらに原子力の国際研究拠点、社会科学拠点として確実に研究が推進されることが期待できる。
  2. 本COEは、母体専攻が日本における革新的原子力研究のパイオニアであり、現在も主導的に日本及び世界の研究組織と連携して研究拠点形成を進めている。本COEの研究分野は本学が世界に伍し、貢献できる分野の一つである。研究分野の裾野は広く、材料開発、社会科学のアプローチなどで複数の部局にわたり関係研究者は多い。
  3. センターの設立は米国、アジア各国などから期待されている。原子力先進国アメリカの大学におけるリーダーであるMITにおいては、先進的原子力システムセンターCANESを組織し、先進的原子力研究を開始した。CANESは本COEプログラムに対して積極的な協力を求めてきている。同様にインドネシア、ロシア、EUなど他の海外機関からも協力要請があり、恒久的な国際連携のための拠点としてセンターが必要である。