CRINES小型炉専門委員会メンバー(関本センター長、湊CRINES特任教授、小原准教授(東工大)、島津教授(北大)、松本教授(東京都市大)、高木准教授(東海大)の6名)が2009年9月19日から23日にかけてモンゴルを訪問し、モンゴル国立大学において、モンゴルにおける原子力研究教育ロードマップ作成のための検討会に参加し、助言をおこなった。検討会では、モンゴル側から、Davaa学長、Damdinsuren原子力エネルギー庁副長官及びChadraa原子力委員がそれぞれ「原子力教育計画」、「原子力エネルギー庁」、「モンゴルにおける原子力研究開発」について丁寧な説明をされた。またKhuukhenkhuuモンゴル国立大学教授がモンゴルでの今までの研究と研究炉を用いた研究についての考えを説明された。今後日本側からの助言を参考にして、モンゴルのメンバーにより原子力研究教育ロードマップの提案がなされる予定である。

モンゴル国立大学前にて、左より、松本教授、関本センター長、湊特任教授、小原准教授、島津教授、高木准教授

会議風景、左より、Davaa学長、Chadraa原子力委員、Amartaivan教授、Lodoysamba教授、Dashpuntsagモンゴル科学技術大学教授

会議風景、左より、Damdinsuren原子力エネルギー庁副長官、Amartaivan教授、Davaa学長
また、ウランバートルの日本大使館を訪問し、城所大使とモンゴルにおける原子力に関する教育、研究及び開発について情報交換を行った。 |