湊特任教授は、2010年3月1日と2日の両日、モンゴル国立大学等を訪問し、原子力エネルギー利用に関するロードマップの議論に加わり、助言を行った。
政府機関へ提出する内容として、研究炉利用に伴う研究者の人材育成および大学における教育に焦点を当てること、日本へ要望する人材育成としては、原子力に特化した分野のみに絞りこむことを確認した。また、将来のエネルギー利用計画について、モンゴルのエネルギー事情等を勘案した熱供給炉を導入する案について議論した。この案については、原子力エネルギー庁から、ウランバートル市関係者らとの議論が必要であること、および経済性に関しての評価が必要であることが要請された。

原子力エネルギー庁にてManlaijav原子力技術局・部長と会談 |