2010年11月15日(月)と16日(火)の両日CRINESメンバーモンゴル国立大学を訪問した。モンゴル国立大学において、東工大の原子力分野において留学を希望している学生のインタビューを行った。東工大の参加者は木倉准教授および湊特任教授の2名である。 さらに、同大学の研究施設の見学、および研究者や学生を対象として、原子炉の設計例や熱流動に関する測定技術についての講義を行った。
また、原子力エネルギー庁や外務省の原子力関係者らと会談、およびモンゴルの主力である第4発電所の訪問から、日本の援助による稼働率向上、モンゴルにおける発電や大気汚染削減のための原子力利用、および、将来の発電計画に原子力利用も検討されていることが確認された。その実現のための人材育成計画の日本への早期提案を要請した。

原子力研究センター(NRC)のサイクロトロン加速器室にて

第4発電所中央制御室にて
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