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センター活動
■国際活動


3. その他の国際交流

3.3 シンポジウム「インドの原子力開発と日印協力の可能性」開催

日時:平成19年1月31日(水) 13:30-17:30
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 百年記念館3F フェライト会議室
主催:COE-INES、CRINES
後援:東京工業大学 原子炉工学研究所

「インドの原子力開発と日印協力の可能性」と題するシンポジウムを開催し た。昨今他国との原子力協力関係の強化を試みているインドに焦点を当て、イン ドの原子力事情や国際問題に詳しい専門家による講演や討論が展開された。会場 には約 60名の参加者があった。

第I部「インド原子力施設視察団報告」では、昨年11月にインド原子力施設視 察団としてインド原子力公社や複数の研究機関を訪問したエネルギー戦略研究会 会長の金子熊夫氏(元外交官、東海大教授)、及び東電/東工大特任助教授 高木 氏が視察団報告を行った。

第II部パネルディスカッション「インドとの原子力協力の意味」では、関本教 授をモデレーターとして、秋山信将氏(国際問題研究所、軍縮・不拡散促進セ ンター)、池亀亮氏(元東電副社長、元WANO議長)、竹内幸史氏(朝日新聞編 集委員、元ニューデリー支局長)、田中義具氏(元軍縮大使、ハンガリー大 使)、そして金子熊夫氏ら5名によるパネルディスカッションが行われた。


パネル風景

 議論の焦点は、日印原子力協力の意義、実現に向けてクリアにしなければなら ない課題、今後の核不拡散体制のあり方等に向けられ、これらについて原子力技 術の他、国際政治やエネルギーセキュリティーの観点から熱心な討論が展開され た。徹底した核不拡散体制と原子力協力体制を如何に築けるかの議論継続の重要性が指摘された。

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