プログラム概要

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▼ 本プログラムの背景

  • 我が国の原子力三大メーカーがそれぞれ外国メーカーと提携あるいは傘下におさめ,原子力産業がグローバル化しつつあります.

  • このような状況にもかかわらず,現在,我が国において,原子核工学あるいは原子力と冠した学科・専攻は極めて少なく,欧米においても同様な状況です.また,技術及び経験豊かな団塊世代の大量退職時期を迎え,専門教育を受けた原子力人材不足が極めて深刻です.

  • 以上の状況をふまえ東京工業大学理工学研究科原子核工学専攻では,世界の原子力をリードする個性輝く原子力技術者・研究者を育成するため,大学院教育改革支援プログラム 「個性を磨く原子力大学院教育システム(GP-ATOM)」を開始しました.

▼ 教育プログラムの概要と主な項目

  • 本プログラムでは,原子力の特定分野における知識・技能だけではなく,幅広い原子力分野の基礎的素養の涵養を図り,学際的な原子力分野への対応能力を含めた専門応用能力を培います.

  • プロジェクトの企画・マネジメント能力を身につけさせるため,「組織的個人指導」(リンク)を導入して課程教育を改革し,基本コースワーク教育(リンク)と研究リテラシー教育(リンク)の両輪教育を組織的に展開します.

  • これまでの論文研究については,各指導教員は学生に研究成果のみを求めるのではなく,学生の研究指導教育であることを強く認識し,問題探求・解決力の育成を行います.