人材育成活動

デブリ材料工学に関する人材育成 =「廃止措置・材料工学実験」

廃止措置に必要な材料分析の技術の習得を目的とした大学院授業科目「廃止措置・材料工学実験」を開講し、東京工業大学先導原子力研究所内のホット実験施設において、放射化材料を用いた実験および金属材料の強度実験を行う。

実験授業内容(H29年度例)
『放射化セラミックスの物性測定』実験
・放射化物質(非密封)の取扱い及び材料の照射損傷に関する知識の習得
・グローブボックスやフード環境での微細分析試料の加工技術の習得
・X線回折や熱拡散率測定および解析により材料特性の評価手法を学ぶ
・汚染検査および汚染除去の方法、個人被ばく管理の方法について学ぶ

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H30年度『放射化セラミックスの物性測定』第3Q実験授業の様子
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H30年度『放射化セラミックスの物性測定』第4Q実験授業の様子
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『金属材料の引張試験』実験
・被覆管材料であるジルカロイ等金属の高温水熱条件での水熱腐食・強度実験
・水熱腐食後の微細構造観察(走査型電子顕微鏡・光学顕微鏡)及びX線回折

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H30年度『金属材料の引張試験』実験授業の様子
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『模擬デブリの作製・評価』実験
(H30年度から実施)
・酸化セリウムとジルカロイを誘導加熱装置により高温で溶融させて模擬デブリを作製
・模擬デブリを切断・研磨し、ビッカーズ硬さ測定を実施

H30年度『模擬デブリの作製・評価』実験授業の様子
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実験授業の様子
H27年度 『放射化セラミックスの物性測定』実験授業
H27年度 『金属材料の引張試験』実験授業
H28年度 『放射化セラミックスの物性測定』実験授業
H29年度 『放射化セラミックスの物性測定』実験授業
H29年度 『金属材料の引張試験』実験授業