成果報告

平成26(2014)年度 廃止措置技術・人材育成フォーラム

 東京工業大学原子炉工学研究所では、平成26年度より文部科学省廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム「廃止措置工学高度人材育成と基盤研究の深化」を開始いたしました。本プログラムでは、廃止措置に不可欠な人材の育成と基盤的な研究の推進により大学として福島第一原子力発電所の事故収束に貢献することを目標としております。
 平成26年10月にプログラムが開始されてから約5ヶ月が経ち、種々の人材育成活動、研究活動の推進の準備が整ってまいりました。ついては、東工大での取り組みとその現状についてご報告を行い廃止措置事業に関わっている方々からご意見を頂くことを目的としたフォーラムの開催を企画いたしました。
 全体的な取り組みについては平成26年11月25日に東工大で開催したワークショップでご紹介し種々貴重なご意見をいただきましたが、本フォーラムでは個々の取り組みついてご紹介をし、個々のテーマに関係する技術開発や廃止措置業務に直接関係されている方々にご参加いただきご意見をいただくことができました。

主催 東京工業大学 原子炉工学研究所
日時 平成27年2月24日(火)13:30~17:25
場所 東京工業大学 北1号館(原子炉工学研究所1号館)1階会議室
【プログラム】
開会挨拶と趣旨説明 小原 徹(東工大)
難分析核種分析及び材木の除染技術について 塚原剛彦(東工大)
土壌の汚染除去と回収・固化技術について 竹下健二(東工大)
シビアアクシデント後の遠隔計測技術について 木倉宏成(東工大)
デブリ取り出し時の未臨界確保方策について 高木直行(都市大)
デブリ材料工学に関する人材育成について 矢野豊彦(東工大)
デブリ化学に関する人材育成について 塚原剛彦(東工大)
シビアアクシデント後の遠隔計測技術に関する人材育成について 木倉宏成(東工大)
廃止措置の最新技術と基礎に関する人材育成について 竹下健二(東工大)
キャリアパス形成活動について 小原 徹(東工大)
全体討論 進行 小原 徹
閉会挨拶 矢野豊彦(東工大)